診療方針
できる限り歯を抜かない
そのために一番大事なことは、早期発見・早期治療です。
成人の場合はどうしても抜歯が必要な場合がありますが、まずは非抜歯を目指すように行っていくことも多いです。
できる限り手術をしない
これもやはり早期発見・早期治療が一番です。
成人の場合、手術が必要な場合でも患者様が希望されなければ手術なしでできるところまで行います。
徹底的に清潔にする
- 手袋は患者様ごとに1回1回使い捨てにしています。
- 治療で使用するプライヤー類(矯正装置を調整するペンチのような器具)や矯正装置を削合調整するエンジン(虫歯を削る器具と同じもの)等は全てオートクレーブ(圧力釜のようなもので、30分間高圧蒸気滅菌が行える)で滅菌しています。
- 使い捨てにできるものは可能な限り使い捨てにしています。
※滅菌と消毒の違い
滅菌はすべての微生物を殺滅または除去する方法。一方、消毒は生存する微生物の数を減らすために用いられる方法で、必ずしも微生物を
すべて殺滅、除去するものではありません。
良く用いられるアルコール消毒ですが、一般的にアルコール消毒ではエイズウイルス(HIV)や肝炎などのウイルスは完全に除去できず、
感染の可能性はゼロではないということです。
そのため、当医院ではプライヤー等は消毒にせず、一回一回オートクレーブで滅菌処理を行っています。